2013年 01月 04日
あけましておめでとうございます。
新しい年を迎え、気分を改めて、ブログの刷新を行いました。 移行後のブログでは、facebookと連動させることで「毎日更新」が出来るよう準備中です。 本年もどうぞよろしくお願いいたします! http://blog.livedoor.jp/sachiyo_nakatsuka/ #
by sachiyo_nakatsuka
| 2013-01-04 19:03
2012年 12月 21日
去る12月16日には、世田谷では3つの選挙がありました。
衆議院議員選挙、東京都知事選挙、東京都議会議員補欠選挙です。 私も選挙戦では、同じ民主党の小宮山洋子さん、すがややすこさんを応援し、活動してまいりましたが、残念な結果となりました。 民主党に対する厳しい評価は、民意として受け止めつつ、それでも世田谷6区だけで、それぞれの候補者が、約7万票ずつ得票し、比例に「民主党」と書いてくださった方が、約5万人。 今回は力及びませんでしたが、皆様の思いがムダにならないよう、私は地域の立場ではありますがブレずにこれからも活動していきたいと思います。 さて、選挙が終わって、翌17日からは早速区議会での仕事になりました。 一昨日、昨日は、常任委員会が開催され、今日は会派での会議のあと、全議員を対象とした議会基本条例の勉強会がありました。 私の所属する福祉保健委員会では、あんしんすこやかセンター(地域包括支援センター)の再募集の結果報告がありました。 あんしんすこやかセンターというのは、地域の高齢者の介護・介護予防や相談の拠点として、保健師、主任ケアマネ、社会福祉士、といった専門職の方々が配置されているセンターです。 世田谷区では、27か所あるあんしんすこやかセンターについて、一定期間毎に運営法人を民間(社会福祉法人、医療法人)から公募しています。 あんしんすこやかセンターの公募制導入については、私が区議会議員になって初めての一般質問の際にした政策提言でした。 当時、世田谷区では、あんしんすこやかセンターについて、一部を除いて公募を行わず、以前から在宅介護支援センターを受託していた運営法人が看板を掛け替える形で、引き続き運営をしていました。 こういったセンターは、利用者本位、公正中立な立場であることが求められますが、実際には、センターを運営している法人によるサービスの抱え込みが指摘されることもあるので、同じ法人が自動的にやりつづけるのではなく、全部公募を行って外部からしっかり審査をするよう、初質問で訴えたのでした。 今回報告のあった場所については、最初の公募で1法人しか応募がなく、その法人はこれまでも受託していた法人だったのですけれど、審査の結果合格点に満たなかったとのことで、再募集になっていました。 再募集には、3か所の法人から応募がありました。 先般合格点に満たなかったこれまでの法人も、再度応募され、今度は合格点を上回る点数でしたが、他にもっと高得点の法人があったので、そちらの法人が選定されました。 新たな運営法人は、世田谷区での事業展開は初めてですが、調査の結果、他区での実績などが高く評価されたとのことです。 新たな法人がこれまでの法人より良いかどうかは、さらに今後を見守っていく必要がありますが、やはりあんしんすこやかセンターを公募制にする意味は大いにあったのではないかと思います! #
by sachiyo_nakatsuka
| 2012-12-21 00:56
2012年 07月 06日
7月1日に行った成城ホールでのシンポジウムは、おかげさまで立ち見も出る盛況に終わりました。
予想を上回る参加者数に、スタッフが足りず、参加者の皆様には至らぬ点多々ございましたことをお詫び申し上げます。 パネリストの先生方、フル回転で頑張ってくれたインターン学生&インターンOGのお二人、チェロのご演奏をいただいた野瀬様、宇野様はじめ、ご来場の皆様に深く感謝申し上げます。 結城先生からは、第二段のアイデアもいただきました。次回は反省を生かして良い運営ができればと思います。 詳細はまたご報告させて頂きます。 さて表題ですが、医療人を応援するウェブサイト「臨床+α」で、私のコトをご紹介いただきました。 難病ヘルパーから区議会議員中塚さちよが誕生するまでの、紆余曲折エピソードを書かせていただきましたので、よろしければ是非ご一読ください。 松下政経塾出身の友人、神経内科医の高橋宏和先生からのご依頼で、遅筆かつ長い文章でごめいわくをおかけしましたが、無事日の目をみることができました。。。 「臨床+α」は、医療関係者はもちろん、キャリアチェンジに興味ある方にもきっと参考になるウェブサイトです! http://rinsho-plus-alpha.jp// (写真が、髪を切ってからのものになってます) #
by sachiyo_nakatsuka
| 2012-07-06 21:42
2012年 06月 20日
★間近にせまってしまいました! お早目のお申し込みをお待ちしております★
以下のとおり、北欧での介護視察のご報告を兼ねたシンポジウムを開催します。 基調講演には、厚生労働省社会保障審議会委員等を歴任、福祉の現場にも詳しい、TVでもおなじみの淑徳大学准教授・結城康博先生をお迎えし、それぞれの分野でご活躍中の素敵な方々に、パネリストとしてお越しいただけることになりました! この機会にぜひ、お運びいただけましたら幸いです。 終了後、懇親会もあります。お気軽にどうぞ! 介護・福祉・医療を考えるシンポジウム 「みんなでひらく これからの高齢者介護と地域ケア」 わが国は、世界で一番の長寿国であり、世界のどの国も経験したことのない超高齢社会を迎えています。諸外国の取り組みに学びながら、これからの日本の高齢者介護と地域ケアについて一緒に考えてみませんか。 介護・福祉・医療に直接かかわる方々はもとより、税金・保険料を納める地域住民の皆様も地域ケアの担い手です。多くのご参加をお待ちしています。 ■基調講演:「西欧諸国の福祉から日本の長短所を考える」 結城 康博 淑徳大学総合福祉学部准教授 ■視察報告:「スウェーデン、フィンランドの高齢者ケア最前線」 中塚 さちよ 世田谷区議会議員(介護支援専門員・介護福祉士) ■パネルディスカッション みんなでひらく 日本の地域ケア ~地域と現場、政策をつなぐには~ 結城 康博(淑徳大学総合福祉学部准教授) 今村 豪(在宅療養支援診療所「ホームケアクリニック明大前」院長) 佐藤 かず子(身元保証・後見人制度・認知症問題 NPO法人「敬寿」理事長) コーディネーター:中塚 さちよ 日時:2012年7月1日(日) 15:45~17:15 会場:成城ホール 集会室E (定員63名) (小田急線「成城学園前」駅下車 徒歩4分) 参加費:500円 (資料代・会場代等) お申し込み先: 中塚さちよ事務所 TEL:03-3429-6078FAX:03-6273-1868 E-mail: sachiyo_nakatsuka@y8.dion.ne.jp #
by sachiyo_nakatsuka
| 2012-06-20 03:27
2012年 05月 28日
先週ですが、社会学者の小熊英二さんとお会いしました!
快く記念写真に応じてくださいましたが、小熊英二さんといえば、私が成城大学の院生だった時分に、「単一民族神話の起源――「日本人」の自画像の系譜」という論文が一大センセーショナルを巻き起こした、憧れの研究者の方です。 まさかこの世田谷でこのような形で、直接ご本人にお目にかかることになろうとは思いもしませんでした! 小熊先生は外見はすごーく細くて折れそう!?なんですけど、論文や著書は膨大な資料の収集とつぶさな考察の圧倒的なボリュームのものばかりで、あのおからだのどこに、その圧倒的な研究をなしとげる気力体力精神力が隠されているのか不思議です。 小熊先生は、現在、下北沢の再開発の問題で、各方面の議員に働きかけを行っておられるとのこと。 都議会民主党の、松下玲子さん(武蔵野市)、地元の関口太一さんも一緒に、下北沢の道路予定地を歩きながら、小熊先生からあらためて下北沢の道路事業についてお話や見解をうかがいました。 この道路事業は、私が初当選した2007年4月の前後にかけて、街の声を十分聞かずに進められた計画だと、区議会や都市計画審議会などで異例の大紛糾があった大きな事業です。 私は、1期目の前半2年間は、「都市整備常任委員会」に所属していました。それは、議員になる前からかかわっていたこの下北沢問題についての思い入れがあっての事でしたが、当時11名もいた会派内での合意形成が図れず、力及ばず苦渋の決断をせざるを得なかったことが思い出されます。 元役人・道路問題のスペシャリストで、私と最も親しかった、元同僚の上杉裕之さんだけは同調してくれたのですが、今の自分だったら、会派内の調整についてももうちょっとうまくやれたんじゃないかという反省もあります。 下北沢の道路や区の道路行政について、当時の私の思いを書いたブログはこちらです。 →「街づくりへの、道なき道」 以下は、小熊英二先生の『朝日新聞』での記事です。 ※2011年10月27日(木)『朝日新聞』朝刊から引用 「あすを探る」公共事業と原発、日本の縮図 「138億円かけて街を壊すだけ」といわれる公共事業がある。東京都世田谷区の下北沢駅周辺の再開発だ。 下北沢は演劇と音楽の街として知られ、東京観光の名所でもある。鉄道交通が至便だが、大きな道路が駅前周辺に通っておらず、いつも歩行者天国状態が保たれ、身体障害者が駅前周辺を電動車イスで自由に散歩している。道路幅が狭く大きなビルが建たないため、古着屋や雑貨店など個性的で小さな店が集まっていることが、この街の特色と活力源だ。 この街の中心に大規模道路を通す計画が決定されたのは2003年である。もっとも栄えている小売店密集地を幅26メートルの大型道路に変え、街を分断する無謀な計画に、反対と行政訴訟がおきた。その過程で、これがいかにずさんな計画であるかが明らかになった。 開発計画の原型は、東京が焼け野原だった1946年のものである。この65年前の計画が、小田急線の複々線化と地下化に伴う駅舎改築を契機に、抱きあわせで浮上したのだ。しかも1期工事で駅周辺の商店地区を道路にしても、計画通り幹線道路まで連結するのに、2期・3期工事で住宅密集地をさらに大規模買収するのに約200億円かかるとの試算もあり、全くめどが立たない。要するに、特色と活力ある商店地区を100億円かけ立ち退かせ、巨大な袋小路状の更地にするだけの事業だ。 行政側は、駅前に消防車両が入れないことなどを道路開発理由に挙げている。だがそれは、線路の地下化後、線路跡地だけを道路にすれば解決する。しかも03年以前は区も歩行者優先ゾーンにする計画だったこと、26メートルという道路幅は線路との立体交差を前提として拡幅した旧計画が地下化決定後も変更されていないだけであることなど、多くの矛盾が行政訴訟の場で問われ、行政側は回答に窮した。区によるアンケートでも、地域住民の7割が「歩行者中心の駅前広場」を望むと回答している。 まさに「止まらない無駄な公共事業」の典型だが、地権者との交渉は着手段階で、立ち退き料と補助金なしには住民がやっていけないといった末期的状態には至っていない。また4月の選挙で、大型公共事業見直しを掲げた区長が当選し、再検討のための円卓会議を提案している。しかし少数与党であるため、区長の力だけでは動きがとれない。 こうした風景は日本のどこでも見慣れたものだ。ダム、道路、そして原発。その弊害を多くの人が感じたからこそ、「コンクリートから人へ」を掲げた民主党に政権を託した。脱原発の世論とデモが高まっているのも、放射能への恐れもさることながら、原発をめぐる構図が現代日本の諸問題の縮図と認識されたからだ。 だが民主党政権は、そうした期待に応えていない。その一因は民主党の見通しの甘さだが、主な理由は複雑な利権構造や利害調整に足を取られているからだと、多くの人は理解している。この国に生きる人びとは、たとえ財政やマクロ経済やエネルギーの専門知識はなくとも、現代日本の問題の根源がどこにあるかを、日常の生活から肌身にしみて知っている。それを変えてくれると期待した政権が、期待に応えようとしないとき、失望と「支持政党なし」が増加するのは当然ではないか。 下北沢の再開発計画は地域住民でも詳細を知らない人が多いが、計画を知った人に多かった反応は、「なんて無茶な」と、「でもそういう事業は止まったためしがないんだよね」だった。一昔前ならこうした無力感とニヒリズムに身を任せていても、豊かさと安全がいつまでも続いてくれると、多くの人が思っていた。だがもはや、この国にそんな余裕はない。いまならまだ変えられる。私たちはいま、いやおうなく、「あすを探る」ことを求められている。そして「あすを探る」こと、「あすを創る」ことは、じつは誰もが望んでいる、楽しい経験であるはずなのだ。 (おぐま・えいじ 62年生まれ。慶応大学教授・歴史社会学) #
by sachiyo_nakatsuka
| 2012-05-28 12:52
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